事例紹介詳細

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事例紹介詳細(株式会社アテニア)

株式会社アテニア
事業戦略本部 海外事業推進部 部長 新明恵美様

1.中国越境ビジネスを展開されようとした背景ついて

2017~8年頃から日本の直営店舗でのインバウンド購入が伸びてきており、調査するとタオバオでも多くの商品が販売されて流通量もかなり多い事が分かりました。会社として正式に中国での事業展開を推進して中国のお客さまに正しい情報発信を行う事が必要と考え、2019年8月にTモール国際に越境ECの旗艦店を開店することにしました。

2.弊社を運営パートナーとして、選定して頂いた理由ついて

日本のブランドを良く理解し、日本のブランドの運営実績もあり、取り扱っているブランドの価格帯も高価格帯~中価格帯~低価格帯と幅広くあって経験が豊富であることが、アテニア独自のブランドポジション(通販がメインでありながら店舗もあって、中価格帯でありながら高価格帯のブランドイメージとブランド価値を提供)にとっては強力なパートナーになり得ると考えました。

実際に相談していく中で、ブランドポジションの理解や推進力を感じましたし、天猫のTP評価でも毎年高い評価を得ている点もあり、最終的に数多くのTPの中でもUNQが最適であると判断し、パートナーシップを組むことにしました。

3.弊社と取組いただいた上での越境ビジネスについての効果・実績・当社の評価について

2019年8月にTモール国際の自社旗艦店を開店して2年が経過しましたが、20年は前年対してGMVは約3倍、出荷ベースで約2倍に伸びました。Tモール以外の主要なプラットフォームへも自社旗艦店展開もほぼ完了し、各プラットフォーム直営部門への卸販売も開始、現在順調に推移しています。

自社旗艦店の運営に関しては非常に密な連携が取れることが弊社としては非常に助かっています。
実務担当者が中国の方ですが、中国側ともスピーディーにダイレクトなコミュニケーションが取れるうえに日本側もキメ細かいフォローで現地との橋渡しをしっかりと行って頂けますし、月次の打合せでも様々な課題や対策をしっかりとまとめて共有して頂き、PDCAのサイクルが安定していると感じています。

4.今後の中国市場(越境以外にも)への展望などについて

中国の生活者の動向をみると、高価格品や有名ブランド偏重ではなく自身で商品を見極める世代が主流になってきており、アテニアのコンセプトが受け入れられる環境が整ってきていると考えています。
一方で中国国産品の台頭が脅威であり、アテニアならではの特徴をより一層打ち出すことが重要と考えており、今後も積極的な展開を計画しています。

越境ECでは主力品のスキンクリアクレンズオイル以外にも注力してスキンケア商品の幅を広げていきたいですね。

近い将来的、一般貿易への進出も検討中であり、今後もあらゆる面でUNQを頼りにしているので、引き続き強固なパートナーシップを構築していきたいと思います。